今年度は4月より新生PH会として活動を開始しましたが、はや年末の忘年会の季節・・・2013年のおしまいにあたり、来年への展望を書き留めておきます。

Ⅰ.「脱・個人サークル」

Clipboard01たとえでいえば、「個人企業」(左図)ではなく「法人企業」(右図)を志向する事で、組織は永続的に発展可能になるし、メンバーの諸力も真に結集できるはず。あくまで「会そのもの」=パブリックなものを中心にした組織を目指したい。会そのものとは、「二人以上の意識的に調整された諸力のシステム」であり、組織理念・ガバナンス・ITの活用(合理的運営)から構成されるイメージ。

会の理念 : OPEN・FREEDOM・EQUAL MEMBERSHIP

組織図属性

段取り8割
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現況課題の理解・マネジメント能力・説明能力/リーダーシップ

 

Ⅱ.会の過去・現在

過去1-2年、脱mixi・趣味人で、より独立志向を探ってきたが(そのほうがサークル初心者同士のまっさらな集団をつくることができるし、親SNSの流行りすたれ・参加者偏りからフリーにもなれるだろう)、この春、そのために準備してきた情報インフラを使った。mimiは「先史」として、3人程度で3-4年テスト運用してきたもので、今年度本格運用スタート。

会の歴史

2000年代に入ってからの、ブログ・mixi等和製SNS全盛時代から、「個」を基調としたよりグローバルな仕組み(FBとかはその代表例だろう)へ日本のネットユーザーも取り込まれつつある過渡期という認識。とするなら、ここは暫く独立志向でフレキシブルな立ち位置でいたほうがいいような気がする。

Ⅲ.会の将来

三年かけて、ゼロから50人(実効メンバー30人)、二年目に、100人(実効メンバー60人)、三年目に、150人(実効メンバー90人)を目指す。三年目終了時点では、現状の三倍20-25名の運営幹事体制。

2003

Ⅳ.募集戦略

2005最終目標は、老若男女バランスとれた集団。ある程度の人数規模があって、互いに異なるニーズごと棲み分け可能になるはず(多様性の確保)。

(実効メンバーが100人規模になれば・・・)

15-20人の集団×5-6チームを、1) ピアノのキャリア 2) 「真剣ピアノ道」Vs.「そうでない」 3) 年齢層・地域・楽曲ジャンル等、ニッチなニーズごとに編成。ただし、どこのイベントにも機会均等確保され、自由に自分の希望で参加できる仕組み(毎週どこかでイベント開催していて、ふらっと気軽に、その時の気分に応じていつでも参加可能・・・)。

Ⅴ.ITインフラ

オープンソースを積極利用して、できるだけ自前のシステムを構築・維持。→ 独立性の維持 & システム構築ノウハウを蓄積のメリット。 トラブル対処にも機動的に対応できるし、なにより、「本当に必要な情報システム(=メンバー限定のクローズな仕組みで、真に意味ある情報システム)」を構築できる。1000001

(募集システム)

1001

Ⅵ.総括

まったく真っ新なゼロ状態から、ともあれこの半年間で30-40人規模になり、ITインフラ含め概ね基本的な仕組みはこのような感じかなと思います。これからは、サークルの独自のオリジナリティ(諸力を結集しチームで運営する本当の組織)をともに推し進める中核幹事のマンパワーをよりあつくできたら・・・

資料

(ITチーム中長期計画2010-2013)

上位100ブログの半数がWordPress~「TypePadとMovable Typeは消滅」予測も -INTERNET Watch
http://p.tl/2xbg

コミュニティ、金の切れ目が縁の切れ目(会計報告はすべての基礎)
http://www.tejimaya.com/20131118%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%83%86%E3%82%A3%E3%80%81%E9%87%91%E3%81%AE%E5%88%87%E3%82%8C%E7%9B%AE%E3%81%8C%E7%B8%81%E3%81%AE%E5%88%87%E3%82%8C%E7%9B%AE/

価値観が違う人と別れるのも、コミュニティづくりには必要|OpenPNEの手嶋屋

http://goo.gl/1OwGAT

※mimiのもとになってるOpenPNEを開発した方のブログ

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